バス車内で地震が起きた時の対処法
2022.3.16の深夜23時に福島県・宮城県で震度6弱を観測する地震が発生しました。
東電管内では大規模な停電も起こり、津波注意報も発表されています。
もしこのような事がバスに乗っている時に起こった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。
1.はじめに、揺れを感じたら…。
公共交通機関は地震が起きたら、安全確保を行うために急停車をする場合があります。
揺れを感じたら以下のような行動を取るようにしてください。
・座席に座っている人…深く腰掛けて姿勢を低くして手すりにしっかり捕まってください。
・立っている人…手すりやつり革にしっかりと捕まってください。あまりにも揺れが酷い場合は転倒をしない安定した姿勢でいてください。
2.揺れが収まったら
車外に降りて避難したくなるかもしれませんが、降りないで乗務員の指示に従ってください。
窓から外に飛び出た場合、走行している車に撥ねられる可能性もあります。
必ず車内で待機してください。
バスには写真のような非常用コックも存在していますが、これも乗務員の指示があるまでは決して触らないようにしてください。
(神奈川中央交通の車内に設置されている非常用コック)
3.避難
現場の状況によっては降車が必要になる場合があります。そのような指示が出たら下記の点に気をつけて避難をしてください。
- 道路等の亀裂
- 自販機などの倒壊物
- 看板などの落下物
4.日頃からできる対策
バスをどれだけ使うかは関係なく、「非常用コックの位置」を確認しておきましょう。
また、通勤通学で特定の路線を使う人はその路線のルート内にどのような危険があるかを1度チェックしておくといいかもしれません。
5.おわりに
地震が起こりやすい国であるからこそ、このような対策は必要なのかもしれません。
どこに住んでいるとかは関係なく、非常時の行動や持ち物を確認しておくべきだと思います。